アジア系の米国人達は、ファンタジー映画「万里の長城」の制作者を非難し、俳優マット・デイモンを古代中国の戦士役に選んだのは間違いだったと憤慨している。新聞The Guardianが伝えた。
女優のコンスタンツ・ウーは「この映画は、白人のみが世界を救うことができるといった差別的神話のようなものにすぎない」と述べている。
人気ブログ「怒れるアジア人(Angry Asian Man)」は、映画「万里の長城」について(大文字で書かれる)特別な白人に関する最新作と呼び「あなた方は、世界のどこでも映画を撮れるし、どのような歴史的時代についても語ることができるが、ハリウッドは、その中に白人の若者を押し込む方法を見つけるだろう」と皮肉った。
米中合作のファンタジー映画「万里の長城」は、今年9月に封切られる予定だ。
先に伝えられたところによると、米国の映画「ゴーストバスターズ」が中国の映画館で公開を禁じられるかもしれない。