パリでのテロを組織した疑いがもたれているサラフ・アブデスラムを収監しているフルーリ — メロギ刑務所のマルセル・ジュルドン看守は「彼が来たことは、囚人達の間でかなりの騒ぎとなった」と述べ「中には、救世主のように彼を歓迎したものもいた」と報告している。
なお有罪となったテロリストらは、フルーリ — メロギなどの刑務所内の社会的ヒエラルキーでは最上位にある。その権威は、彼らが刑務所内で独自の規則を決定するほど高く、例えば、裸でシャワーを浴びてはならないとか、音楽を聴いたり、女子テニスの試合の中継を見てはならないなど、自分達のルールを他の囚人にも押し付けている。
最も危険なのは、彼らが、自分達の刑期を軽犯罪を犯した人達、とりわけ欧州著都市の郊外に住むイスラム系の人達との関係を作り出す場として利用していることで、彼らは、そうした人々に対し、シリアやイラクそしてアフガニスタンでの戦いに出発するよう提案したり、あるいは自国でテロを行うようそそのかしたリしている。
先に伝えられたところによると、アンゴラ政府は、数千の囚人を自由の身にする新たな恩赦法を採択した。