25歳のパイロットによると、実は乗客の行為にひどく怯えていたという。パイロットは「私は客室乗務員が危険にさらされていると感じた。私の他にそこに介入できる人は誰もいなかった。とても怖かった」と語った。
なおパイロットは自分に打ち勝ち、酔っ払った乗客を床に抑え込んだ。乗客は乱闘中に、パイロットの「横暴」を撮影した動画がインターネット上に投稿され、アメリカン航空の職員には大きな問題が生じるだろうと叫んだ。だが乗客は間違っていた。誰かが罰を受けるとしたら、それは彼だった。
乗客はフーリガン行為で逮捕され、一時的に民間航空会社の航空機での移動を禁止された。また身柄解放のために2万5000ドルの保釈金を支払うこととなった。