スポーツ法律家ミハイル・プロコペツ氏はフェイスブックのページに次のように書いている。
「ボートのアナスタシア・カラベリシコワと、イワン・ポドシワロフ選手の件は、IOCが16年7月24日に定めた規則を取り消すことができた。その規則とは、ドーピング違反歴があり、ペナルティを遂行した者は、リオに行かないというものだ。この規則はCASによって取り消されたところだ。これはいわゆる、1つの違反への2重の責任の規則だ。」
先に伝えられたところによると、リオ五輪にロシア選手を出場させるという決定を行った際には、国際オリンピック委員会は、政治と独立した公正の原則に基づいて行動した。