米諜報員はシリアでの任務遂行中、8月3日に負傷し、「センター」へ国外に避難する要請をした。
送信された座標によると、諜報員はトルコとの国境沿いにあるラタキア郊外のトルクメン山にいた。諜報員にトルコ国境へと移動するよう指令し、同時に米政府はトルコ軍の参謀本部と連絡を取り、救出作戦の段取りをつけた。月曜日8日、トルコのマスメディアが報じた。
8月5日トルコのシリアとの国境地帯であるハタイ県に2機の米軍ヘリが向かった。その米軍無人機は諜報員捜索のため数日間国境沿いを飛行したが、この努力は失敗に終わった。
諜報員は自ら国境にたどり着き、そこでトルコ軍に拾われ、応急処置を受け、米国に引き渡された。諜報員の女性は米・トルコ空軍が利用しているインジルリク空軍基地に送られた。
先に伝えられたところによると、米中央軍のジョセフ・ヴォーテル司令官は、米国の軍人たちは指示を受けたらすぐにシリアのロシアの同僚たちとの新たな協力レベルに移行する用意があると発表した。