タタール原発は、カムスキイ・ポリャーヌィ村のニジェカムスキイ地区に建設され、原子炉は一基、出力は1250MWになる見込み。またニジェゴロド原発には、同様の二基の原子炉が建設される予定で、総出力は2510MWになる。
またチェリャビンスク州のエネルギー不足を補うために、出力1200MWの原発の建設が見込まれている他、トムスク州のエネルギーバランスを整えるために、2025年までにセヴェルスク原発の新しい原子炉が稼働する予定だ。
先に伝えられたところによると、「ロスアトム」のセルゲイ・キリエンコ社長は「福島第一原発事故後の世界の原子力市場は、完全に回復した」との見方を示した。