日本時間14時00分、ブレント原油10月先物価格は1.22%上昇の1バレル46ドル60セントに、WTI原油の9月先物価格も1.47%上昇し、1バレル44ドル13セントの値をつけた。11日、基準オイルブランドはほぼ5%上昇し、7月半ば以来、1日の値上がりとしては最大幅を記録。7月22日、ブレント原油は初めて1バレル46ドルを突破している。
こうした急上昇は国際エネルギー機関が7月に発表した予測に影響されたもの。国際エネルギー機関はここ数ヶ月、世界の原油備蓄は縮小すると予測。またサウジアラビアのファリフ・エネルギー相も9月末、アルジェリアでの会合で市場安定化策を話し合う計画を明らかにしたことから、これも原油価格の急上昇につながった。ファリフ大臣はサウジはOPECの協調行動に参加する可能性を示唆。
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