専門家は、米国にはトルコで継続する内紛を背景に50発の原子爆弾「B61」をコントロールを維持できるという完全な自信はないと見ている。
失敗に終わったトルコの軍事クーデター未遂の際、政府は空軍基地へのアクセスを制限し、司令官はクーデターに関与したと疑われ逮捕された。
報告書には次のように述べられている。
「安全保障の面からは、約50発の核兵器をインジルリク空軍基地に有するのはサイコロを投げるようなものだ」
報告書ではすぐさま「B61」を欧州から回収して、1発600万ドル以上かかるこの種の兵器購入をやめることが勧められている。報告書では次のように強調されている。
「これらの爆弾は現代の戦争には不適当で、信じられないほど高価だ」