主に、そうしたコメントの中では、ベトナム領であるスプラトリー諸島を守る用意のある事、南シナ海における中国の膨張主義に反対する意見が述べられている。いくつかご紹介したい。
ブンタウ(ホーチミン市近郊)のハイ・ダンレ氏の意見-「1974年、ベトナムはパラセル諸島を失った。なぜなら米国が、毛沢東と共謀したからだ。米国は、自分達の利益だけを守り、巨大国との関係を優先し、小国との関係をないがしろにする。」
グエン・ヴァンロン氏の意見-「ベトナム国民は、中国に対抗するため島にミサイルを配備するという決定を歓迎している。そうしたことをするなという米国の要求は、南シナ海の緊張が高まっている中での、戦術的な措置である。」
ヴィン・ヴォヴァン氏の意見-「米国を信用してはだめだ。中国もそうであるように、彼らの目的は、自分達の影響力の拡大である。ベトナムは、自分自身だけを頼りにし、いかなる侵略者にも立ち向かう用意がある。」