センターによる調査の結果によると、この2年間でクリミアの港にはEU諸国の旗を掲げた船24隻、EUで登録されている船43隻、EUからの受益者の船22隻が訪れたという。
制裁を潜り抜けるため企業は様々なトリックを使うとOCCRPは報告している。他国の旗を使う企業や、第三者企業のサービスに駆け込む企業、ロシアの港に訪れる際、単に現在地特定システムをオフにする企業がいる。
OCCRPは組織犯罪や汚職の調査報道をするマスコミや個々のレポーターの組合だ。資金の主な部分は米国国際開発庁と国連民主主義基金から受け取っている。