日本は新スタジアムや五輪インフラ施設などの建設にすでに73億ドルを拠出。日銀は、こうした投資はこの先2-3年の毎年のGDPの伸びを2.3パーセント加速させると試算している。
日本ではスポーツ関連部門の利益は2002年から2012年の間に20%も落ち込んだ。政府はその理由を人口動態状況と関連付けており、五輪を呼び水に2020年までにはスポーツ部門の収益は2倍に、2025年までには3倍になると見込んでいる。
世論調査では日本人がスポーツイベントの観戦に支払う額は年間でわずか6.6ドル。政府は五輪をきっかけに国民のスポーツへの関心が高まることを期待している。
この日曜閉幕したリオ五輪では日本は41個のメダルを獲得。日本にとっては史上最大のメダル数となった。