「2013年から2014年の冬にかけてウクライナを引き裂く悲劇が起こった唯一の原因は、米国の支援を受けてEUが常に拡大を続ける帝国にウクライナを含みこもうとする厚かましい努力だ」という。
そうした西側の企みにとって親ロシアで民選のヤヌコヴィチ大統領が追われ政権に民選ではないがEUや米国に近い「味方」がついたことは西側の「幸い」だった。しかし西側は、そうした事象のもたらす結果をよく考慮してはいなかった。
そうしてほぼ3年の内戦を経て、欧米諸国の指導者たちは、自分自身が誰よりも責任がある混乱をどうするかを理解することにつき、「屈辱的なまでに無能」であり続けている、とブッカー氏。
先に伝えられたところによると、ミンスク会談のウクライナ代表、ヴィクトル・ メドヴェドチュク氏が、クリミアはロシアの1部だと認めた。