米国人神経医のグループのメンバーはハリー・ヴェンタース、レフ・ルリエ、フィリップ・マッコウィークの4人。この研究結果が雑誌「ヒューマン・パタロジー」に掲載された。
レーニンの突然の死の原因はいまだに謎のまま。レーニンは10か月間麻痺状態にあった後、53歳で死去している。
米国人神経学者らの研究で、レーニンの体組織には突然変異が起こり、これが麻痺を引き起こした後、死をもたらす原因になっていたことが解明された。
このほか、レーニンの脳の血管は石灰化しており、死去間近にはほぼ完全に石化していた。
専門家らによればこうした症状は遺伝子NT5Eの突然変異によって引き起こされうる。レーニンのこの稀有な病は父親からの遺伝した疑いがある。レーニンの父親も同様の年齢で死去している。
先に伝えられたところによると科学者ら、史上初めて超音波で昏睡状態を回復させた。