先週、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイルの発射に成功した。ミサイルは日本の方向へ500キロ飛行した。
グループは、「韓国軍は長期潜水や先端探知の機能、攻撃能力を備えた原子力潜水艦を直ちに配備し北のSLBMによる挑発を根本から防ぐべきだ」との声明を表した。聯合ニュースが報じた。
海軍高官を歴任し現在はキョンナム大学付属極東研究所研究員を務める韓国の軍事アナリストキム・トニョプ氏はスプートニクのインタビューで、次のように述べた。
「北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルの発射への応答としての原潜配備に関する声明は極めて無責任で、安全保障方面での無能ぶりを示すものだ」
もし韓国が戦時自軍が機動的に運用できないTHAADを自国に配備し、日米と軍事同盟を強化するのみならず、原潜まで持つというなら、ロシアと中国は脅威を覚えないではいられない、と同氏。
「膨大な軍事予算を持ちながら、我々はなぜか北朝鮮弾道ミサイルに対し無力であり、韓国指導部は特に配備しても意味のないTHAADを万能薬のように見なしている。弾道ミサイルの脅威が現実化した今になると彼らは今度は原潜というお気に入りのカードを持ち出したのだ」
「北朝鮮弾道ミサイルの脅威緩和の観点からは、韓国に原潜が配備されるされないに対した差異はない」と同氏。