シュタインマイヤー外相は、「私たちは信じられないほど複雑になったロシアに単に背を向けることはできない。我々は反対に、対立と緊張の高まりの段階から、共通の安全保障の安定した理解へ再び移行するための方法を見つける必要がある」と述べた。
なお外相は、これは「他の国も安全を感じている」時にのみ可能だと付け加えた。
先に伝えられたところによると、メルケル独首相は対露制裁を解除すべき時はまだ到来していないとの見解を表した。
ロシアと西側諸国の関係は、クリミアがロシアの構成体となったことと、ウクライナ南部・東部での紛争が原因で2014年春に複雑化した。