ニマ副石油相はロイター通信に、交渉でいかなる結果も得られなかった場合、イラクは「イランあるいは他の国に原油を販売する別の方法の摸索を開始する。なぜなら国にはお金が必要だからだ」と述べた。
ニマ氏によると、「(クルド人たちを)交渉に招くための善意のジェスチャーとして」、イラクの国営石油会社North Oil Companyは、クルド人が管理するトルコに通じる石油パイプライン経由で原油の輸送を開始したという。
現在、石油パイプライン経由で日量およそ7万5000トンが供給されている。なおこれは2016年3月に供給が一時停止する前の半分の量。
先に伝えられたところによると、ロシアは石油採掘量でサウジにトップを譲った。