日本の気象庁によると、台風10号は現在、東京から南の太平洋上にあり、北東へ毎時25kmで進んでおり、30日に東北地方に接近、上陸する恐れがある。
台風の接近に備えて、東京電力は福島第1原子力発電所での廃炉作業を30日は一部中止する。また除染に伴って発生する土壌や廃棄物が保管されている特別のフレキシブルコンテナが野外に設置されている地域の強化にも大きな注意が払われているという。
先週、台風9号(ミンドゥル)が日本を襲い、1人が死亡、60人以上が負傷、50万人以上に避難勧告が出された。
先に国連大学が、日本は地震や洪水の可能性が高い地域に位置しているため、ほかの先進国に比べ自然災害を被るリスクが高いと報じた。