フェイン氏はさらに、米国にとってNATO加盟は世界覇権のためでしかないと指摘する。
「米国はNATOを米国帝国時代の文化財の展示品としてミュージーアムへと変える潮時だ。」フェイン氏は米インターネット新聞「ハフィントン・ポスト」への投稿でこう記した。
フェイン氏は米国は自国の防衛、自国民の安全に取り組むべきであり、エストニア、ラトビア、リトアニアのような自国の国益外の国に米兵を派兵しようとしているが、そうした国の防衛にかかずりあうべきではないとの見方を示した。
フェイン氏はNATOを脱退することで米国は対露関係の緊張度を著しく下げることができると指摘している。