ディ・ヴェルトによると、イスラム主義者の可能性がある64人がドイツ連邦軍に入隊した。また情報機関は、ドイツ軍の中で右翼急進主義者である疑いのある者268人と、左翼過激主義者の疑いがある者6人を発見した。
ドイツの軍指導部は、新たな軍務候補者がより厳格なセキュリティチェックを受けるようにするための法改正を行う意向。ドイツ国防省の報道官は、政府は法案に関する決定を承認するプロセスにあると発表した。
今年4月、ドイツ当局はドイツ軍にイスラム主義者が存在する可能性について懸念を表していた。当時、未確認情報によると近年少なくとも29人のドイツ連邦軍の元兵士がシリアとイラクへ渡り、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に加わったと伝えられた。