ロケットは木曜、ケープカナベラルにあるSpaceX社の発射場で爆発した。結果、中東、ヨーロッパ、アフリカへのテレビやインターネット信号の伝送用の人工衛星アモス6号が失われた。約一年前、ソーシャルネットFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグ氏は、アモス6はアフリカの赤道付近など遠隔地における人々のインターネットへのアクセスを保障することなどに使われる、と発表した。
イスラエル宇宙局長イツハク・ベン・イスラエル氏は、アモス6の後継衛星の建設には最大3年がかかるだろうと述べた。
ISSへのファルコン9ロケットの次の貨物便は11月11日に行われる予定だが、爆発が貨物供給日程の順守に疑義を付した。
しかし、ツィオルコフスキー記念ロシア宇宙飛行学アカデミーのアレクサンドル・ジェレズニャコフ氏は、ISSで物品が欠乏することはない、と述べた。
先に伝えられたところによると、ファルコン9ロケットの第一段階着陸ビデオが公開された。