ホワイトハウスの発表では「オバマ大統領はフィリピンのドゥテルテ大統領との2者会談を実施しない。その代わりに6日の午後は韓国のパク大統領と会談を行う。」
ドゥテルテ大統領はこれより前、フィリピンで麻薬撲滅対策の中で裁判手続きをふまずに取引関係者らが死刑に処せられたことについてオバマ大統領からの質問を退け、口を挟まないよう求める声明を表している。
ドゥテルテ大統領はオバマ大統領を侮辱する発言を行ない、今週にもラオスで行われる米国ASEANサミット、東アジアサミットのなかでも同様の不快な発言を行なうと豪語していた。
これを受けてオバマ大統領はドゥテルテ大統領を「カラフル・ガイ(強烈な個性の人物)」と呼び、 ラオスで予定されている2者会談については「建設的で、何かが実を結ぶ」ものになるかどうかを検討するよう補佐官らに指示したと語っていた。