オオカミの群れが襲い掛かったのは5日未明、地元の住民ガイオズ・チャラタシュウィリ氏が羊らを自らの牧場に隣接する場所に送っていたときだったと、テレビ局ルスタビ2が報じた。ガイオズ氏によると、氏自身もオオカミの襲撃から奇跡的に回避したという。
ガイオズ氏は、オオカミは61頭の羊を殺し、氏の見積もりでは損害は1万ラリ(約44万円)になるという。ガイオズ氏は、羊は家族唯一の収入源だったため、損害の補償の支援を当局に要請した。
最近グルジアでは、飢えたオオカミが餌を探し森から出て村を襲ったり周辺の町に出現する事件が数件確認されている。地元住人は、オオカミの射殺を禁ずる法の前の無力を訴えている。グルジアでは、狼が人の命を脅かしている場合にのみオオカミ狩りが許可されている。
先に伝えられたところによると、日本の空手有段者が釣り中に襲ってきたクマを撃退した。