「ベラルーシ代表団のこの行為はロシアのパラリンピック選手らに対する連帯の意だ。ロシアのパラリンピック選手らはアンチドーピング規則違反も資格不十分も確認されぬまま、リオでの競技からはずされたからだ。」シェペリ委員長はこう語っている。
ベラルーシ外務省もロシア国旗がパラリンピックの入場行進に掲げられたことに対して、次のようなコメントを発表した。
「この状況について国際法の視点からコメントを出す用意にはない。だがこれは真剣な行為だ。我々のスポーツマンは同志として男らしく振舞ったのだ。」ベラルーシ外務省ドミトリー・ミロンチク公式報道官はこうした声明を表した。
ロシア外務省のマリヤ・ザハロヴァ公式報道官もロシアを支援したベラルーシのパラリンピック選手らに対し、謝意を表している。
「今日、私たちにはヒーローが出現した。この方はロシアのパラリンピック代表団の名誉のためにリオにロシア国旗を掲げ、卑怯で非人間的な方法で全く根拠のないままにパラリンピックへの出場を断たれた人たちのために連帯の意を示してくれた。」ザハロヴァ報道官はモスクワでのブリーフィングでこう語った。