リストのトップは主力戦車T-14「アルマタ」。これで軍隊は重要な技術的飛躍を迎えることになる。戦車は多層複合装甲、無人砲塔、アクティブおよびパッシブ防護複合体を有し、レーダーに見えにくくする塗料を備えた「ステルス戦車」となることが期待されている。
© Sputnik / Iliya PitalevT-14「アルマタ」
T-14「アルマタ」
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リストには「アルマタ」をベースとする別の戦闘車両である装甲追跡車両T-15も見られる。 T-14と同様、T-15もアクティブおよびパッシブ防護複合体を有している。 T-15はまた、30ミリ自動銃と2門の対戦車デュアルロケットランチャーが搭載されている。
© Sputnik / Alexey MalgavkoT-15
T-15
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Ka-52ヘリ「アリゲーター」はソ連のKa-50の刷新版。ロシア軍は、140機の「アリゲーター」を購入することを計画している。 2つの強力なエンジンで5㎞以上の高度で飛行することができる。
Ka-52ヘリ「アリゲーター」
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/ 「未来の武器」リストには機動戦術ミサイル複合体「イスカンデル-M」もある。「イスカンデル」の攻撃範囲は599㎞で、GLONASSとGPSシステムによりミサイルの精度は半分の例において目標から5〜7メートルの範囲。
リストの最後はカラシニコフ・スナイパーライフル。ライフルは戦闘には十分な800〜1000mの射程で照準発射可。他の多くのライフルと違い手動でリロードする必要はなく、射撃速度及び利便性を大幅に増大させる。
先に伝えられたところによると、カラシニコフ社は「類を見ない」機関銃を開発している。