ウシュアイア海洋博物館および刑務所博物館のカルロス・ヴァイロ館長は、スプートニク記者の取材に対し「刑務所は1902年から1947年まで使用された。移住者を含め、囚人以外に、刑務所の警備員やその家族、そして商人がいた。刑務所は、町の生活の中心だった」と説明している。
ウシュアイア刑務所は、終身刑の囚人のみを受け入れていた。
1946年、この施設は、その使命を終え閉鎖された。ヴァイロ館長は「あれは非人間的な場所だった。トイレのある房は一つもなく、部屋の平均気温は5℃だった。管理部はしたい放題で、その事は誰も知らなかった。罰としての暴力や拷問は、日常茶飯事だった」と述べている。
今やこの刑務所は、町の文化的な観光名所に姿を変えている。
先に伝えられたところによると、ブラジルで同性愛者用の刑務所が開かれた。