マサチューセッツ工科大学のバーマク・ヘシマト氏は、スプートニク記者の取材に対し「ニューヨーク博物館はすでに、このテクノロジーに関心を示した。なぜなら彼らは、例えば、手で触れることができない古文書の中をのぞきたいと思っているからだ」と述べた。
ヘシマト氏と彼の実験室の同僚達は、所謂テラヘルツ放射線の助けを借りて、このユニークな技術を作り出した。
この放射線には様々な用途があるが、そのもっともよく知られた特性は、理論上、対象物を「透明化」できる能力だ。マサチューセッツ工科大学の学者らは、この夢を現実にし、文字と白紙を区別できる特殊なスキャナーを開発した。
先の報道では、NASAが資金援助している多量の研究が無償でアクセス可能になった。