中国の王 毅外相は岸田外相との電話会談で北朝鮮の核実験を「非難」し、こうした行動に「国連の枠内」で反対する必要性を表したものの、一方で国連安保理の制裁については「無益」として岸田外相の要請を退け、こうしたイニシアチブは中国の「支持を得られないだろう」と語った。
ロイター通信は王外相のこうした声明について、北朝鮮の核実験についての安保理決議が制裁の拡大を含むものであった場合、国連での拒否権を持つ中国はこれを阻止する決意を示すものと解釈している。
これより前、オバマ米大統領は新たな対北朝鮮制裁の発動の必要性を明らかにしている。