イスラエル紙:オバマ大統領は紛争のない世界を約束したが、自分の後にカオスを残した

© AFP 2023 / Georges Gobetオバマ大統領
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イスラエルの新聞The Jerusalem Postは、米国のオバマ大統領は、その任期の初めに、紛争なき世界という考えを提起したが、米政府の中東・北アフリカ政策の失敗によぅてカオスが支配することになった、と指摘した。

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新聞に掲載された論文の中では、次のように述べられている-

「『アラブの春』の無秩序、テロリズム、大量殺人に対する責任は、多くの点で米国にある。  特にチュニジア、エジプト、リビアにおいて、オバマ行政府は、抗議行動の結果を予測できず、シリアでは、前代未聞の大失敗を犯してしまった。 テロ組織が、アイルランドサイズの領土を持ち、20億ドルもの予算を有する完全に機能する国家に変わるなどという例は、これまで歴史上なかった。」

またThe Jerusalem Postは、さらに次のように指摘した-

「米国に必要なのは、世界においてこの国が占める役割を理解している大統領だ。共和党は、まだ中東問題を解決する力があるが、民主党のリーダー達の方は、同性婚あるいはサービス領域の問題に忙しい。

オバマ氏には、その任期の初めにノーベル平和賞が授与され、彼は紛争なき世界という考え方を推し進めると約束したが、その座を去ろうとしている今、残ったのは4つの戦争、第2次世界大戦以来という前代未聞のカオスという遺産でしかない。」

前に伝えられたところによると、米中の軍事紛争は十分ありうる、タイムズ紙が掲載した

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