被験者として男女半々の20人の大学生が選ばれ、特殊な検査機械で血圧、心拍数、心電図などが調べられた。
その後、学生らにはヘッドホンが渡され、10分間にわたって猫が喉を鳴らす時に出すごろごろという音が流された。この間、学生らはスクリーンに映し出された人なつこい猫の映像を鑑賞した。映像の選択は心理学部と共同で行なわれた。ヘッドホンをはずした後の学生らはここで再び血圧、心拍数が調べられ、心電図がとられた。
その結果、血圧、心拍数、心電図ともに正常値が示された。
これとは対照的に、先に米国疾病管理予防センターは猫を撫でると健康に害があると発表している。