宇宙空間でのX線は局所泡や太陽風の存在によって発生するというのが定説だ。局所泡とは、銀河系のオリオン腕の星間物質にある空洞だ。太陽風とは、太陽表面にあるコロナから秒速1200キロの速さで噴出す極めて高温で電離した粒子だ。
NASA協力の下行われた新たな実験は、宇宙に存在するX線の60%は第3の発生源から発生していると示した。この物質は未だ科学によっては未確認だ。
どこから来ているか不明な宇宙光線を観測したのはDXL気象観測用ロケットだ。
なお先に伝えられたところによると、NASA=米航空航空局が資金援助している多量の研究が無償でアクセス可能になった。