ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、28日に出されたマスコミの質問に答えた中で「ロシアは、マレー機の事故調査をめぐる状況が変わっていないことに失望している。オランダ検察が出した結論は、取り調べが偏見と政治的動機に基づいたものであることを確認するものだ」と述べた。
また声明の中では「当初からロシアは、共同作業を提案し、事実にのみ立脚するよう求めてきた」と強調されている。
ザハロワ報道官は、さらに次のように述べている-「その代わりに、国際捜査委員会は、ロシアを捜査プロセスの完全な参加者とはせず、我々の努力に一段低い評価しか与えなかった。しかし一方で、悪い冗談のように、ウクライナは捜査の完全なメンバーとなったばかりか、証拠を偽造し、物事を自分の利益のある方向に変えるチャンスが与えられた」。