シベリア鉄道は、モスクワと東シベリアの大都市ならびにロシア極東の工業都市を結ぶユーラシアを横断する鉄道で全長は9288.2キロ。世界最長の鉄道だ。
産経新聞は、「シベリア鉄道の延伸は、アジア大陸からサハリン(樺太)間の間宮海峡(約7キロ)と、サハリンから北海道・稚内間の宗谷海峡(約42キロ)に橋またはトンネルを建設する構想だ」と伝えている。また産経新聞によると、シベリア鉄道が北海道まで延伸されることで、観光などが活発化することに期待されている。
また産経新聞によると、「モスクワの東約800キロにあるカザンからウラジオストクまでのシベリア鉄道高速化構想も浮上している」という。
産経新聞は、ロシアが日本に対してシベリア鉄道に関連するものを含めて50項目のプロジェクトを提案したと報じている。これらは現在12月のプーチン大統領の訪日を前に具体化されているという。