「米国のロシアに対する非友好的な行動と、国際条約に則り余剰兵器プルトニウム処分について取られた義務遂行を保証する能力を米国が有さない結果による、情勢の根本的な変化と戦略的安定性への脅威が発生したことを受けて、また、ロシア連邦の安全を守るための緊急の策を取る必要に立脚し」ロシア大統領は「ロシア政府と米国政府間の、プルトニウム処分に関する合意の機能を停止すると」制定した。
法令には、これに関係するのは「核兵器や他の核爆破機器製造の目的や他のあらゆる軍事的目的に使用されない」プルトニウムだと強調されている。
ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ロシアは1人で米国とのプルトニウム兵器処分合意を遂行してきたとし、次のように説明した。
「十分長い間、ロシアは1人で合意を遂行してきたが、今、大統領令に書かれているとおり、全体的な緊張などを考慮に入れると、ロシア側はこのような状況を続けることが可能であるとは考えない」