ロシア科学アカデミー応用天文学研究所長アレクサンドル・イパトフ氏が科学カンファレンスでクリミア半島のロシア方向への移動が記録されたと述べた。学者らが地殻移動の方向と速度を測定したところ、半島は年2.9ミリの速度で北東に移動していることがわかった。
年2.9ミリという速度は、年1~6センチ移動するリソフフェア、つまりプレートの規格から言えば速くない。一方半島は本土の近くに位置しており、移動が続いた場合は地震の恐れの可能性がある。
また、地質学者と地球物理学者には、クリミアはチュクチのように新生代時代すでに移動に入ったことが昔から知られている。
先に伝えられたところによると、クリミアの観光客数は9月初旬の段階ですでに400万人を突破した。