先週、クライアントに送付された「審判の日のリスク」と題された概観でBCAリサーチの主任戦略家ピーター・ベレジン氏(ゴールドマンサックスの元エコノミスト)は、世紀末は訪れるか、人類文明が完全に抹殺される可能性はどれくらいかと投資分析には陳腐とは言いがたい質問を投げかけている。
一連の哲学的、経済、物理的コンセプトを調べた結果、ベレジン氏は2290年までに全人類が滅びる危険性は50%、2710年までにこれが起こる可能性は95%という数値を導き出した。
このことからベレジン氏は可視的未来に人類滅亡が起きるとすれば、蓄財も意味を成さなくなるという見方をあらわしている。
なお先に伝えられたところによると、米バークリー州のカリフォルニア大学の気象学者チームは、2084年までには地球温暖化によって夏季五輪を世界の大多数の国で開催することが不可能になると発見した。