ショイグ国防相は次のように述べた。
「われわれの軍がシリアで軍事任務を遂行して1年になる。この間、同国での情勢を安定し、国際テロリストのギャングから同国の大部分を開放し、ロシアの紛争当事者和解センターの活動を確立することに成功した」
ショイグ国防相によると、軍はまたカスピ海と地中海域にいる戦艦と潜水艦からの高精度遠距離武器砲撃の実践的な経験を得た。そして戦略戦闘機は4500キロの射程を持つ新型空中発射巡航ミサイル「Kh-101」を、実際の戦闘で初めて使用した。
ショイグ国防相は、多くの国産兵器のモデルがシリアの砂漠という状況でチェックされたが、信頼性と効率性を示したと指摘した。
現在ロシアは将来性のある兵器を開発しており、開発にはシリアでの経験が考慮されているとショイグ国防相は述べた。カンファレンスではこの兵器をどのように作りこんでいくかという、専門家の意見と助言を聞く予定だとショイグ国防相は付け加えた。