「ダーイシュ」の地元指導部は市民に対し、自宅で猫を飼うことを禁ずる内容のファタワー(勧告)を出した。
イラクのマスコミ報道によれば「ダーイシュ」は特別巡回を行い、この禁止令が厳守されているかを調べる。
モスルは人口およそ200万人の大都市だが、食糧事情は人道的破滅状態に近い。このため、飼い猫禁止勧告を出したということは、武装戦闘員指導部はこの先、猫を食用に繁殖させることを警告した可能性がある。
「ダーイシュ」がインターネットで猫の話題がもてはやされていることを知ると、組織のネット上でのPR作戦で良いイメージ作りに猫を使った写真やビデオをさかんに撮影していたことは注目に値する。