「米国政府に武力を用いることを望むものがいると今読んでいる。これは秘密ではない。彼らがやはり勝利しないことを望む。我々は、この噂にコメントするよう求められ、ホワイトハウスが出した回答の中に、非常にバランスの取れたコメントを聞いた」
なおシリアでの紛争の軍事的解決の可能性についての話は、ジョン・ケリー米国務長官の無数の接触の中ではされたことがないと、ラブロフ外相が述べた。
ラブロフ外相は、ジャン=マルク・エロー仏外相との会談の結果についての記者会見で次のように述べた。
「我々とケリー国務長官は定期的に会話している。今年55回以上の電話会談に10回の個人的な会談だ。私は彼から、少なくとも彼が私と一緒にいるときは、ここ(シリア紛争に)軍事的解決があるなどとは聞いたことが無い」
ラブロフ外相は、米露が国際シリア支援グループの宣言に、シリア危機解決が軍事的方法では不可能であることを加える必要があると強く主張したシリア支援の国際グループ参加諸国の中にいたと指摘した。