以前今年5月に、日産は三菱と長期戦略的な同盟を予定し、三菱株の34%、価格にして2370億円(当時の価格で217万ドル)を購入すると伝えられた。
声明には次のようにある。
「欧州委員会は合併に関するEUの規則の枠内において、日産モーターズによる三菱モーターズ買収を容認する」
欧州委員会は、日産はフランスの自動車会社ルノーの事実上の傘下にあり、両日系企業は欧州経済ゾーンで自動車を販売している。それゆえ、欧州委員会はこの件を検討したと指摘した。
欧州委員会は次のように指摘した。
「欧州委員会は、両企業の活動が一致している場所は限られており、さらに、合併後も市場には一連の強力なプレーヤーが残るため、提案された買収は競争への脅威を引き起こさないとの結論に至った。」
先に伝えられたところ、日産社はロシア工場製の自動車部品の欧州への輸出を開始した。