日本政府は、皇室典範の唯一の例外として、現在の天皇陛下に菊花紋章を置くことを許す法案を提案することを決めた。皇室典範には、天皇陛下の生前退位に関する規定がないが、明仁天皇は自身のお気持ちにより、現行法への修正なしで生前退位することが許される。
先に伝えられたところによると、この件に関する有識者会議の初会合が10月17日に行われ、様々な意見を検討する見通しとなった。有識者会議には安倍首相と、6人の専門家が出席する。
今年8月、明仁天皇(82)は国民に特別なビデオメッセージを送り、菊花紋章を放棄する用意があることを表明した。