同社のアナリストたちは、次期米国大統領は対中関係、特に、輸入関税上昇に関する態度を変えると指摘する。これは中国経済に打撃を与える可能性があり、同国GDPは1.75%低下する可能性もある。
トランプ氏は勝利した場合、中国からの輸入に45%の関税をかけると公約しており、アナリストは「賢明」な動きだと呼んでいる。だが、クリントン氏も中国との貿易の話に入るとおそらく、厳しい立場を取るだろうとアナリストたちは指摘する。
大和証券キャピタル・マーケッツは、輸入関税が現在の4.2%から15%まで引き上げられた場合、中国経済への影響は「本質的な意義を持つ」と指摘する。