岸副大臣は日本テレビの単独インタビューで、歯舞と色丹の2島引き渡しを先に進めていくことも選択肢の一つか?との問いに、「できるだけ広いオプションの中で解決策を見いだしていく。原則論だけで言っていてはまとまってこなかったというのがこれまでの歴史だと思う。これまでの膠着した状況が続くということは、やはり適切ではないと考えている」と述べた。日本テレビが報じた。
また日本テレビによると、岸副外務大臣は、南クリル諸島に暮らす約1万7000人のロシア人の居住権を認めることを検討する考えを示し、「我々の要望だけを100%通す交渉は成立しない」と述べたという。