平和条約締結と四島帰属については長年停滞状態にあったが、先日のウラジオストク交渉で相当踏み込んだ議論があり、交渉の具体的な進展の道が見えるようになった、と安倍氏。リア・ノーヴォスチが伝えた。
安倍首相はプーチン大統領との対話の断片を例示した。
「私はプーチン大統領に述べた。君は100%自分の正しさを確信している。私もそうだ。しかし、その立場のまま議論を続けても、さらに70年、問題は未解決のままだろう。我々は責任を引き受け、交渉を前進させ、固い決意をもって我々の世代で問題を解決しなければならない」。安倍首相が国会で述べた。
10日、ロシアのペスコフ大統領報道官は、日本との領土争いの解決は忍耐と相互信頼を必要としていると述べ、正しい方向が選択され、楽観的になる理由があると指摘した。