「レヴィタン」スタジオでは日向寺アナと後閑アナ、放送進行係のアーラさんが「ウラー!お便りスパシーバ」を収録した後、今度は「週刊ロシアから見た日本」の第24号の収録が開始。同番組は執筆をジェーニャ・モイセーエヴァが、翻訳を和田アナ、真野アナが交互に担当し、収録は主として和田アナが行なっている。
初めてのスタジオでの収録にアナウンサーたちは当惑気味。「レヴィタン」スタジオは仕切りが透明なため、プレスセンターの訪問者の視線に晒される。通常、このスタジオは国際通信社「ロシア・セヴォードニャ」の重要ゲストのインタビューに使われている。ゲストはプレスセンターの6つのホールで行なわれる記者会見の後、「レヴィタン」スタジオでインタビューに応じる。「スプートニク」のラジオ番組収録用スタジオは2017年に完成予定。
「レヴィタン」スタジオは2016年国際プレスセンター「ロシア・セヴォードニャ」の2階に完成。「ロシア・セヴォードニャ」の源流ともいえるソ連情報局75周年の行事枠で作られた。スタジオの名称「レヴィタン」はラジオ司会者ユーリー・レヴィタンの名から。彼の独特の声色はソ連の国民であれば知らぬものはいない。1941年から1945年の大祖国戦争時代、ラジオで戦況を伝えたのも、その戦勝をソ連国民に初めて告げたのも他でもないこのユーリー・レヴィタンだった。2016年2月1日から6月24日まで「ロシア・セヴォードニャ」は「スプートニク」の参加を得て「レヴィタンのごとく語る」コンクールを開催。コンクールは諸外国の若い層のラジオ記者のレベルアップを目的としたものだ。
「スプートニク」日本のアンナ・オラロヴァ記者は皆様のために「ロシア・セヴォードニャ」の1日と題したフォトアルバムを制作。「レヴィタン」スタジオでの日本語番組の初収録はもちろん、この「1日」の大事なイベントとなった。
「ロシア・セヴォードニャ」の新スタジオ「レヴィタン」で日本語番組が初収録
日向寺アナ(左)、放送進行係のアーラさん(中央)、後閑アナ(右)、「レヴィタン」スタジオで
日向寺アナ(左)、放送進行係のアーラさん(中央)、後閑アナ(右)、「レヴィタン」スタジオで
日向寺アナ(左)、放送進行係のアーラさん(中央)、後閑アナ(右)、「レヴィタン」スタジオで
番組はすべて「スプートニク」日本のサイトの「ポッドキャスト」というコンテンツないしサウンドクラウドで「スプートニク」日本をチョイスして聞くことができる。