インディペンデント紙、英国の中東政策は偽善と批判

© AP Photo / Ebrahim Noroozi英国のハモンド外相
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英国のジョンソン外相がロシアのシリアでの行動を指して表した声明は英国の中東政策の偽善性を浮き彫りにした。コラムニストのアンドリュー・スミス氏がインディペンデント紙にこうした記事を寄稿した。

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スミス氏は、英国政権にはシリアの空爆の真相調査を呼びかける権利はあるが、これと全く同様のことはイエメンに対しても行なうべきだと主張している。

先日、イエメンで連合軍が行なった空爆では死者140人以上、負傷者500人以上の犠牲者が出たものの、これに対してはジョンソン英外相はツィッター上に声明を表し、民間人を対象にした爆撃を中止し、真犯人を明らかにするよう呼びかけるに留まっている。

かなり抑制の聞いた反応がなされた背景には英国はすでに長年にわたってサウジアラビアに政治支援を行ってきた事実がある。

ジョンソン英外相は10月11日、シリアで戦争犯罪を行なったとしてロシアを非難した上、ロンドンのロシア大使館前でデモ行動を行なうよう呼びかけた。ロシア国防省は非難を事実無根として退け、ジョンソン英外相の声明は「ロシアを嫌悪するヒステリー」と呼び、これらを確証する証拠を提出するよう提案している。

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