これだけの規模の悲劇であるにもかかわらず、また西側のジャーナリストは負傷した児童の入院先の病院へも事件の現場にもアクセスが可能であるにもかからわず、事件は西側のマスコミにはほぼ取り上げられなかった。
在米のロシア人エキスパートで現在「ニューヨーク・コンサルティング・ビュロー」の社長を務めるニコライ・パホモフ氏はスプートニクからのインタビューに答え、事件に対する西側の報道について「今日見た、そして読んだニュースには一切取り上げられていない」と語っている。
こうした一方で西側の報道には代替的な視点が一切ないとは言い切れない。
パホモフ氏は「事はそう単純なものではなく、アサド氏の敵対者もおびただしい数の犯罪を犯しているという情報は、治安維持機関のレポートにも専門家の見解にもマスコミにも現れている」と語っている。