語らぬは黙認なり、西側の報道はアレッポの学童らの死を無視

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シリア政府軍の掌握するアレッポ近郊で地元の学校に通う児童7人が死亡、10人が負傷。この悲劇的事件に西側のマスコミは見てみぬふりを決め込んだ。理由は、事件が「悪の化身」がアサド大統領に集約されるシリアという西側の描く世界地図にはなんとも当てはまらないからだ。

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アレッポ近郊でシリア空軍機撃墜される(動画)
これだけの規模の悲劇であるにもかかわらず、また西側のジャーナリストは負傷した児童の入院先の病院へも事件の現場にもアクセスが可能であるにもかからわず、事件は西側のマスコミにはほぼ取り上げられなかった。

在米のロシア人エキスパートで現在「ニューヨーク・コンサルティング・ビュロー」の社長を務めるニコライ・パホモフ氏はスプートニクからのインタビューに答え、事件に対する西側の報道について「今日見た、そして読んだニュースには一切取り上げられていない」と語っている。

こうした一方で西側の報道には代替的な視点が一切ないとは言い切れない。

パホモフ氏は「事はそう単純なものではなく、アサド氏の敵対者もおびただしい数の犯罪を犯しているという情報は、治安維持機関のレポートにも専門家の見解にもマスコミにも現れている」と語っている。

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