イスラエルのベンネト教育相はユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長に対し、ユネスコがユダヤ民族とエルサレムの数千年にわたる関係を無視しているとする抗議状を送った。
ベンネト教育相はまた、ユネスコは「イスラム主義者らのテロ」を支持しているとしてこれを非難している。
ベンネト教育相はイスラエル国家ユネスコ交流委員会の委員長も兼任しており、委員会にはユネスコとのあらゆる相互関係を一時停止するよう通達している。現地のハアレツ紙が報じた。
13日、ユネスコの24人のメンバーは「占領されたパレスチナ」決議を支持。決議にはエルサレムの聖地にイスラム教徒は入れないことが非難されている。
イスラエルはこの決議を侮辱と受け止めた。ハアレツ紙は決議文には聖地の名称がイスラム教上の表記で記されているほか、ユダヤ民族にとって重要な記念碑が記されていないと指摘している。
先の報道では、日本は国連教育科学文化機関(ユネスコ)への分担金支払い停止した。