「供給は多くの国からなされるのではなく、1つの国からなされる。よって、IAEAが燃料購入を行い、低濃縮ウランの所有者となる。相応しい入札手続きが行われ、供給者が1つ選ばれる。この供給者はカザフスタンになる可能性がある」
これに先立ちジャクサリエフ次官は、同国のLEU貯蔵バンクは90トンの低濃縮ウランを保管することになると述べた。
カザフスタン政府とIAEAは2015年8月、同国内にLEU貯蔵バンクを建設することの協定書に調印した。この貯蔵バンクは、現存する各燃料供給メカニズムが乱れた際に、各国に核燃料供給を供給する信頼のおける供給メカニズムの1つだ。
なお先に伝えられたところによれば、中国は、稼働可能な原子炉の数でロシアを追い越す見込みだ。