「急速に悪化するモスクワとの関係はどんどん欧州にコントロールできなくなっているようだ。それに影響を与えているのはシリアであり米国である。米国はこれまで通り欧米全体を代表するかのようにふるまっている」と同紙。
ブリュッセルで20日にEUのミニサミットが開かれロシアに対する立場を明確にすることが計画されている。記事執筆者はもはや「そのことは忘れるべきだ」としている。
一部の政治家はこの議論がロシアへの制裁の緩和に道を開くことを予測していたが、そうした期待はアレッポの出来事を背景に無用のものとなった。
一部の欧州リーダーはシリアとの関連で新しい対ロシア制裁の提案を行う見込みだが、EU当局者によれば、この問題でコンセンサスに至ることはほとんど不可能であるという。