クリントン氏は国務長官時代、職務上のメールのやりとりを個人のメールサーバーを投資を行なっていたため、連邦捜査局(FBI)の捜査を受けていた。FBIは2015年から2016年にかけての捜査で、機密情報の漏れがあったかどうかの確認作業を行なってきた。
FBIの捜査の結果、クリントン氏には犯罪行為は見つからなかった。とはいえ、およそ100通の書簡に機密情報が書かれていた。FBIはメールを部分ごとに公開している。捜査の枠内でクリントン氏は個人のサーバーからおよそ3万通のメールを国務省の管轄へと渡していたが、さらに3万通はプライバシーにかかわる内容を含んでいるとして渡されていない。
この後、FBIによってさらに1万4900通のメールが発見されている。手紙の内容は一部は職業上の活動に関するもので、残りは個人的生活に関係している。